なんのために?
家庭内で普段使っているサブネットと、サーバー等のサブネットを分けてようと思ったため。
しかし、そのままだと家庭内で使用しているサブネットからサーバーにアクセスできないので、サブネットを越えて通信させたかったので設定方法を調べた結果、スタティックルーティングという方法でルーティングさせて通信させることにした。
環境
- Ubuntu Server 24.04.1
- ネットワーク図
- 家庭内のサブネット:192.168.10.0/24
- サーバー等のサブネット:192.168.5.0/24
IPv4のフォワードを有効にする
ネットワーク図上の"VM2"のIPv4のフォワードを有効にする
有効になっているか設定を確認する
|
|
結果
- “0”:IPフォワーディングが無効になっている
- “1”:IPフォワーディングが有効になっている
一時的に有効化する
再起動をするとリセットされる
|
|
永続的に有効化する
再起動をしてもリセットされないようにする
下記の設定ファイルを編集する
|
|
下記を追加する
|
|
設定を反映する
|
|
ルーターにするVM2に設定する
“VM2"についているNIC(ens18/ens19)の固定IPアドレスを設定する
設定ファイルをコピーする
|
|
設定ファイルを編集する
|
|
設定を反映させる
|
|
- 99-config.yaml
|
|
スタティックルートを設定する
直接接続のためルーティング設定をしなくても自動的に設定される
設定されているか確認をする
|
|
|
|
それぞれのサブネットにあるクライアントにスタティックルートを設定する
※OSはどちらもUbuntuServer24.04.1
一時的に追加する
“ip route add"コマンドで追加したスタティックルートは再起動をすると消えてしまう
“192.168.10.0/24"にある"VM1(192.168.10.50)“のPCに設定
|
|
- 記載例:“ip route add <対象へのネットワーク> via <ゲートウェイ> dev <インターフェース名>”
“192.168.5.0/24"にある"VM3(192.168.5.108)“のPCに設定
|
|
永続的に追加する
netplanの設定ファイルにスタティックルートを追加する
|
|
下記は"192.168.5.0/24"のサブネットへの通信をゲートウェイ"192.168.10.110"へ送るスタティックルートの設定の例
|
|
設定を反映させる
|
|
ルーティングが設定されているか確認する
|
|
疎通しているかpingで確認する
pingを飛ばして確認する
- “VM1(192.168.10.50)“から下記コマンドを実行する
|
|
実行結果
|
|
問題なければ、サブネットを越えて通信ができた
ネットワーク図

参考URL
- Netplan documentation
- 【Ubuntu18.04のネットワーク設定方法】Netplanの解説
- Ubuntu netplan書き方の基本設定とトラブル対処法
- サーバーをルーターにする設定「/proc/sys/net/ipv4/ip_forward」とは?
- VLAN の中で IP Forwarding を設定する(Akamai)
- ルーティングテーブルを表示・操作するコマンドを確認する
- 【Linux】ip routeで表示されるdev,via,src,protoの意味と見方
- 基本的なTCP/IP通信の仕組み(別セグメント間の通信)
- 【Linux】静的ルーティングをコマンドで追加・削除・確認する方法